桜の季節が終わると、新緑がまぶしいですね。
私は桜も大好きですが、この緑の鮮やかさ、眩しさに、ものすごく励まされます。
この季節が待っているから、厳しい寒さを乗り越えることができるのでしょう。
「楽しい」は「努力 」や「がんばり」があるから感じるものなのでしょうね。
かつて、息子が小学生だったころ、ある夏休みの出来事です。
彼は毎日毎日、楽しく好きなことをして遊んでいました。私も少しの間は自由に過ごせばいいだろう、とほって置きました。
ところが、一週間位経った頃に、息子が夜、寝床に入ってから「何か変な気持ちやねん」と私に訴えてきたのです。
私 「どんな気持ち?」
息子 「わからないけど、胸のへんがキュとする」
私 「何でやろね。。毎日楽しいでしょ??」
息子 「うん、でも、遊んでばかりいたらアカンような気がする」
それから息子と、色々と思うことを話しました。
人は誰かの役に立ちたいという思いを持っていることやら、自分を律して行動するように出来ていて、そうすることに気持ちよさを感じて、自分のやりたいことを心から楽しめるのだね、というようなことを話したように思います。
子供ながら、宿題もせず、自分の好きなことばかりして過ごしている生活は良くないと思ったのでしょうね。
人は自分自身のやるべきことをすると気持ちが良いのです。
自分の役割を持つ、使命を果す、人に喜んでもらう行いをする、自分はどうありたいのか、だからどうするのか、しっかりと地に足を着けて歩きたいと思います。
楽しむためには「するべきことをする」そうすると、好きなことを心から楽しめるのでしょう。
冬を越え、今の新緑を楽しめるように、きっと。。。!
懐かしい子供との会話です。
◇近くの土手の桜の木々。緑が鮮やかでした。
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