この7月は息子の誕生日月です。

離れて暮らすようになってから、誕生日に手紙を書くようにしています。
生まれた時のことから、順番に思い出しながら書いています。

私は、子供達が幼い頃、どこに出かけるのも一緒で、ご近所でも評判の仲良し親子でした。
いつも一緒で、仕事以外で子供を人に預けた事はありませんでした。

でも、息子が中学生になった頃から、体調を崩して、高校生の時にはお弁当も満足に作れない状態でした。

悔やまれる事ばかり・・・。

生まれ変わりってあるなら、また子供達と会いたいな、と思います。
そうしたら、もっともっと、いいお母さんでいたい。とよく思っていました。

こんな風に前世の私も、悔やまれることを抱えていて、今度生まれ変わったら、上手くやろうとか、なんて思っていたのでしょうか。。。

そう思っていて、気が付いたのです。

私とこの世で出会った人達は、何かお繋がりがあるのでしょう。それならば、どんな人とも、悔いのないように接して行かなければと、そう思いました。

もしかしたら、過去の私が、生まれ変わったら・・・と、思っていた人が、案外、今の私の側に居てくださるのかも知れません。

それに気が付いてからは、出会う人、出会う人に、真心込めて、と思うようになり、そう思うと気持ちがラクになりました。

こんな事を思うなんて歳なのでしょうか。

私なりの精一杯を母として努めたのだから、後悔せずに子供達と接していきたいと思い、今年も幼い息子を思い浮かべながら手紙を書きます。

今年も私からの手紙を息子は待っていてくれるといいな・・・

◇子供達との思い出ボックス