オリンピック、始まりましたね。

日本最初のメダルは、谷亮子選手の銅メダル。
心から拍手を送りたいと思います。
「ママでも金」という目標を掲げて、出産後のブランクを乗り越えてのオリンピック出場。

試合終了後に分かったことですが、お子さんがウイルス感染で高熱が出て、北京の病院に入院しているそうです。本当に驚きました。そんな状況の中で試合をしていたのですね。

今回の試合は少し気迫に欠けていたように思いましたが、そんな事も関係していたのかも知れません。でも、いつも全力でぶつかり、声援をくれる人たちに感謝の気持ちを忘れない谷選手に好感を持ちます。

インタビューに答えている谷選手はいつも穏やかですが、試合の時は一転して目の鋭さが光ります。

怪我をしても、ブランクの時も前向きな姿勢で挑む谷選手。今後は引退も含んだお話振りでしたが、どんなステージでも、きっと全力で一生懸命に取り組むのでしょう。

だから、谷選手への応援が、拍手が止まないのでしょうね。


今回の柔道の試合で知ったことなのですが、ポイントを取っていた選手が、逃げて時間を稼いで勝つ、という勝ち方があるということです。

技で一本取るのではなく、ポイントを稼いで勝利をして、本人は嬉しいのだろうか・・・と思ってしまいました。

逃げ回ると逆に足元を救われる可能性があるのだそうです。
でも、逃げる心理は、勝つという結果に拘っているからなのでしょう。
正々堂々と戦ってこその勝つ喜びだと思うのですが。

「柔よく剛を制す」 が柔道の基本理念だそうです。
世界の柔道になりましたが、この精神は受け継いで欲しいものですね。

引退した桑田選手が何かのインタビューで 「銅は金と同じと書く」 と言っていたのですが、柔ちゃん、こと谷選手の「銅メダル」は金と同じ価値があるといえるのでしょう。


◇谷選手、お疲れさまでした。
お子さんの病気が一日も早く回復されますように・・・!