何だかアッと言う間にお休みが終了してしまい、気合を入れて頑張っています。
年が明けて20代半ばの二人の若者とお話しをしました。

一人は私の教え子のF君。
仕事や若者らしい悩みを抱えつつも、いつも前向きに取り組み健気に頑張る青年です。

彼が素晴らしいのは、どんな出来事からも「学び」を探しつつ成長していこうとするところです。

彼と話すと私の中の隠れている純粋な気持ちが彼の純粋さと共鳴し合って、とっても心地よいのです。


もう一人は、私の愛する娘のIさん。
自分の足で歩きたいと模索しています。悩みつつも最後は親の進める道を選んできた彼女は、そんな自分から飛び出したいのだそうです。

彼女は今、自分と向き合っています。

自分の人生、自由に選択して良いと思います。どんな生き方も良いと思います。

私達は、どんな道も、どの扉を開けても正解なのです。
でも、そこにしっかりと自分の意思があるかどうかが大切なのですね。

自分は何を大切に思い、何を守っていきたいのか、譲れないことは何なのか。
だから、これを選択する! という自分の意志が存在してほしいですね。


「流れに任す」とは、精一杯に取り組んでいるからこそ言えること。

流されてはいけないのです。
流されるというのは自分の意思がないということなのです。

二人の若者が精一杯に生きている。
私の目の前で、精一杯生きている。


◇「花びら餅」です。
年に一度、裏千家の初釜に出されるお菓子。美味しく頂きました。