突然、珍しい人から携帯に電話がありました。
それは、最近になって、「会いたい~!」と思っていた人からでした。

その人は、私が短大を卒業して入社した会社の1年先輩、真理さんです。
私にとっても良い影響力を与えてくれた思い出いっぱいの先輩です。

いっぱい一緒に仕事をして、いっぱい可愛がって頂きました。
そして二人一緒に社長賞銀賞を頂きました。

毎朝、大きなおにぎりを握ってきてくれて、まるでお母さんのように、

「ほら、ここに明太子が入ってるからね、ここは梅干よ」と、私に食べさせてくれました。

いつも明るくて、前向きで、誰にも親切で、、そんな彼女が成功して幸せにならないワケがありません。

真理さんは、結婚して子育てが落ち着いてから、ある銀行で最初はパートで働いたのですが、2年ほどで銀行からの申し出で正社員になり、今は本当に大活躍です。


真理先輩の忘れられない思い出は、会社から二人で研修会に出たときの事です。それは、接遇マナーのトレーナー研修で、講師として教える人になる為の研修会でした。

講義の初めに講師の方が突然、
「椅子という漢字が書ける人」と、みんなに聞いたのです。

シ~ンとする中で、なんと、、、!
隣に座っていた真理先輩が「ハイ!」と手を挙げたのです。

その時、講師の方が、真理先輩をとても褒めました。

「君は偉い!」

「ここにいる皆は、たとえ、この漢字が書けたとしても、みんなの前で答えられない。でも、これから人前で話す君達は勇気を持って手を挙げ、意思表示が出来るようにならなければならない。」

その頃の私は気が小さくて、ドキドキしていましたが、この時のことが今も忘れられません。

今は、必要な時に必要な発言が出来るように心がけて実践しています。
それは、この出来事があったからです。

久しぶりに会う約束をしました。
楽しみです。

聞いてもらいたいことがいっぱいあります。
真理先輩、待っていてください!


◇社長賞銀賞を受賞したときの写真です。
向かって左が真理先輩です。