このところ特別に不愉快な事もなく、怒ることもなく、悲しい事もなく、それどころか、
感動したり、幸せな事が続いています。

木曜日の午後。
そんな私に、ドキッとする発言が、、、

「あなたは、企画したり、このような提案書を書くのが好きなんやなぁ、
それで満足してるのじゃないか。私は違うな、私は成果を出すのが喜びだけどな。」

企業様の仕事でお知り合いになったAさんから、お客様を紹介して頂いた時のAさんの発言です。

Aさんは営業一筋の方で、私は営業経験はなし。

「まずは挨拶や、仕事の話はしたらダメやで。」と言われてその通りにご挨拶に。

一ヶ月が過ぎて、、

「あれから、どうした?」 「まだ、何も動いてません、、」

「何してるん! 忘れられるで」 「・・・」

「何か持って行ける提案はあるの?」 「あります!」

「じゃ、先方に連絡するから、すぐに動いて」 「はい!」

ということで、いそいそと提案書を持ってお客様のところへ。
お客様は、「中々おもしろい切り口のご提案ですね。」と良い感触でした。

それから、3日後、、

「それで、どうする?」 「・・・(どうするって、行ったばかりやし、、)」

「持っていっただけで終わるんか?」 「・・・」

ということで、持っていった提案の説明をすると、、

「これを次にどう繋げるか、、考えたか?」 「・・・」

そうしたら、先ほどの言葉が、、

「あなたは、企画したり、このような提案書を書くのが好きなんやなぁ、
それで満足してるのじゃないか。私は違うな、私は成果を出すのが喜びだけどな。」


この言葉がグルグルと頭の中を巡りました。

その時の私は、やるべき事が満載の状況で、次のアクションを起こす提案など考えるゆとりもなく、「先方の返事待ちでいいじゃないか」と、思っていました。

2日間、その言葉が何度も浮かんでは考えました。

同時に何をご提案したらお役に立つのかも考えてみました。

すると、少しずつ考えが変化していって、

今の状況は、私の自己満足であって、お客様の問題を解決する意欲に欠けるのではないか、、と思い始めたのです。

それは私の甘さなのかも知れないと、考えるようになりました。

もっともっとお客様の視点で考えて、お客様に必要なご提案を持っていくことが、お客様の問題解決になるのではないか、と。

ここまで、良い流れで来ているようで、実は、その流れに気付いてない自分を見つけたような気がしました。

今の仕事量も出来るかどうか、分からない状態で、どこまで出来るのか。

不安です。

でも、それはやってみなければ分からないのです。

とにかく挑戦。

という結論に金曜日の朝に達しました。

金曜日は京都の大学で朝から夕方まで授業をして、帰宅途中のとても疲れた頭と体で電車で揺られながらも、

「そう、やっぱりやるべきだ」と気持ちは変わりませんでした。

のんびり穏やかな私の活動が変化しようとしています。

やっぱり、やるしかない、のです。

これも、「決心」、「肝を据える」しかないのでしょう。


◇我が家のベランダのダリア
「のり子さんはダリアの花びらのように沢山の才能があるのですよ。」
と言ってくださったMさん。信じるよ! Mさんの言葉を信じますからね。