仙台から帰って参りました。

仙台には私の愛する息子が住んでいます。


この春から新社会人となり、

配属先が仙台でした。

機会があれば仙台に足を運び、

緑深い杜の都を楽しんでいます。


この数か月は、私は仕事に追われて、

心忙しく動いておりましたから、

今回の仙台は心の休息も兼ねています。


長崎で、樹木から、

「今、ここに存在するだけの意義」

というメッセージをもらってから、

どこでも、このメッセージがついてきます。


仙台にいる息子に対しても、

「存在するだけで嬉しい」

「存在してくれるだけで大きな役割を果たしてくれている」

という、幸せな気持ちが新たに湧いてくるのです。


人間って、欲とか向上心があるから、

もっともっとと成長しようという気持ちが湧いてきて、

どんどん無理を重ねたり、

自分はまだまだ至らない、

もっとこうあればいいと思うものです。


でも、生きているだけで、

毎日、その時にできる精一杯を注いでいるだけで、

この生まれてきている使命を果たしているのだと痛感しています。


長崎の樹木が私に伝えてくれた、

「年輪の輪は、

その時々を一生懸命に生きてきた証

その、一生懸命というのは、どういうことかと言うと、


雨の日も風の日も、晴れても降っても、

ただ平常心で、ただ此処にいただけのこと

それだけで、

この地を支え、自然の流れを支えている

それだけで自然は循環する、 

人々も私たちを守ってくれる

みんな役目があって、

でも、それはその存在だけで果たされるもの

そのお役目を果たしている時には、

ちょっと辛く感じる時もある、

だけど、その時は、役目として磨かれている時だから、

感謝するように」


このメッセージがとても温かく、

今のありのままの私でいいのだと教えてくれています。


子供たちが誕生した時に望んだこと

それは、

「元気に成長してほしい」

たったそれだけのことでした。


それなのに、いつからでしょう。

成長するにつれて、

人と比べてみたり、進む道の上下を付けたり、と、

知らず知らずに望みが増えていったのです。


でも、今は、

「元気で心豊かであってほしい」

原点に返る事ができています。


今の私は、もうそう思えるようになっていた事を

長崎で出会った木が教えてくれました。


全てにおいて、

そう思うようになれた事を嬉しく思います。


「生きて、今、ここに居る。

そして自然の恩恵を受けている。」

何と幸せなことでしょうか。


今日も読んでいただきありがとうございました。

皆様の心が豊かでありますように。


◇飛行機のチケット◇

行きも帰りも同じ席!
驚きでした。